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組分け帽子

ネタバレあり

新入生の資質と選択をもとに、入る寮を分ける組分け帽子。

グリフィンドール 勇猛果敢なものが集う寮
ハッフルパフ 心やさしくまっすぐな者が集う寮
レイブンクロー 機智と叡智にすぐれた者が集う寮
スリザリン 狡猾な者が集う寮、(純血主義の伝統)

11歳の子供たち集めて、スリザリンの「狡猾な者」ってなんですか?狡猾な純血主義者に育つんだぞ、と言わんばかりですよね。しかもホグワーツ全体の雰囲気としては、校長、副校長出身のグリフィンドールの「勇気」こそ一番大事って感じで、スリザリンは蔑視されてる感じが。。。ハリーの視点で本が書かれているせいでしょうか?

死にゆくスネイプが渡した記憶の中の、グリフィンドールに組分けされたリリーを振り返りながらスリザリンのテーブルに向かう少年セブの姿。寮が分かれ、異なった思想を育て、やがてリリーからセブに告げられる絶交。

セブのホグワーツ入学以降の不幸の始まりは、この組分け帽子じゃんか、ぷんぷん!と思ったものです。どこかで、自分はスリザリンの資質があったんだと悩むハリーに、ダンブルドアが思いっきりグリフィン上から目線で「資質ではなく選択じゃ」と説いていたと思いますが、素直に受け入れられませんでした。

でもよく考えると、「狡猾」という区分けはやっぱりありえん、せめて「功利的」とか「目標至上主義」とかならないかと思いますが、選択こそが人生を決める(とまでは言わないにしても選択によりかえていくことはできる)という考えは大事なことですね。

自分の選択もあってスリザリンに組分けられたセブルスですが、リリーの言葉に真剣に耳を傾けて、純血主義からは距離を置くという選択をする機会は何回もあったはずです。スリザリン生全員がデスイーターになったわけではないのだから、デスイーターにならない選択もあった。予言を聞いてしまっても、ヴァルデモートに告げれば当然抹殺されることは予想できたはずですから、伝えないという選択もあったはずです。すべての選択をクリア?して、リリーがヴァルデモートに狙われる原因を作ってしまい、その後の人生を贖罪に捧げることになりました。

リリーは特にこの寮がいいという希望も前知識もなかったでしょうから、純粋に資質でグリフィンドールに分けられたと推測されますし、その後の態度(少ししかわかりませんが)を考えても、勇気ある少女だったと言えるでしょう。しかしリリーは、5年生のOWL試験後に、セブルスと決別するという選択をします。リリーにしてみれば、何度言っても真面目にとりあわないセブルスにサジを投げたというところだったでしょうが、それでも不幸な境遇を知っている、子供のころからの幼馴染です。スリザリン寮という環境の影響も理解できたでしょう。絶交を言い渡し、謝罪に来たセブルスに対し、一時は絶交しても、多少気にかけて反省後のセブを受け入れるという選択もあったはずです。

卒業後も、たまにふくろう便で近況報告する程度の交友を保っていれば、セブルスがリリーの妊娠か出産を知ることができ、予言をきいてもリリーの危機につながるようなヴァルデモートへの報告はしなかったと思います。そうすれば、幼いハリーを残して命を落とすこともなかった。ハローウィンの悲劇は、リリーの選択の結果であったともいえると思います。

組分け帽子の振り分けが違っていれば、、、とは思いますが、セブルスとリリーについては、やはりその後の選択の誤りが不幸を極大化したといわざるを得ません。

現実の生活の中でも、あとで振り返れば、あの時の何気ない選択が後の人生に大きな影響を与えたと思うようなことはよくあることです。

もう一人、組分け帽子の振り分けが違っていれば、、、と思うのは、ピーター・ペティグリューです。もしグリフィンドールに組み分けらなければ、ジェームスたちの腰ぎんちゃくみたいになることもなかったでしょう。そうすれば荷の重すぎる「忠誠の術」の「秘密の守人」なんかにならずにすみ、裏切り者の殺人者となってネズミ人生を過ごすこともなかったはず。もちろんピーターにも何度も選択の機会はあったはずですが。ジェームスたちに深くかかわらずにすめば、平凡で地道に勤めあげるサラリーマンみたいな人生が送れたんじゃないかと。

ピーターはいつからヴァルデモート側に寝返っていたんでしょう?ジェームスたちに近いことにヴァルデモートが目をつけて脅したのか、それとも友として過ごしたホグワーツ時代に、すでにジェームスへの妬みや反感が積み重ねられていて、その闇が抑えきれぬほど大きくなったのか。幼いうちは人気者と一緒にいられる嬉しさだけでいられるでしょうが、高学年の年齢になれば、そんな人気者と自分の違いということを否応なく感じることもあったと思います。

目立つハリーのそばにいて、劣等感を感じながらも克服し、ハリーを支えたロンの選択はやはり勇気あるもので、ピーターにはできなかった。組分け帽子の振り分けがほんとに間違っていて、それが不幸に繋がったと思うのはピーターです。セブルスはなんだかんだ言っても、スリザリンの資質もあったと思うし選択もしたわけですから、振り分け自体は間違ってないと思うんですよね、勇気も持っていたけれど。

ハリーは、組分け帽子によれば、グリフィンドールとスリザリン両方の資質を持っていましたが、強く望んでグリフィンドールになりました。でも、それって、たまたま入学前に、ドラコ(スリザリン)にあって気に入らなかったが、ロン(グリフィンドール)とはキングスクロスのホームで会って仲良くなったから、でしたよね。つまり、まったくの偶然?

ならば、ハリーがスリザリンに入ったらどんなだったかな~と考えるのも楽しそうです。
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テーマ : 感想 - ジャンル : 小説・文学

tag : ハリーポッター セブルス リリー ピーター

コメント

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とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

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