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スネイプとポッターと秘密の部屋(3)

(これは『ハリーポッター』シリーズの本と映画鑑賞後の、妄想です)


闇の魔術に対する防衛術の教授として、表向き行方不明ということになったクィレルの後任に、ギルデロイ・ロックハートとかいう軽薄でニヤけた男がやってきた。女子生徒からは絶大な人気があるようだが、闇の魔術のやの字も解してなさそうだ。ダークロードもこんな男には宿りたくないだろう。

私はあいかわらず、人の話をきかないばかりに鍋を爆発させるような子供たちを相手に魔法薬を教えていたが、ある日、ルシウスがホグワーツの私の部屋を訪ねてきた。

ルシウスは部屋に入ると同時に、驚く私を抱きすくめて耳元で囁いた。

「セヴィ、お前がホグワーツから一向に帰ってこないから、私が訪ねて来たぞ。」

一瞬、嬉しさと、ホグワーツ教授としての立場と、何をしに来たのだという懸念とで固まった私を面白そうに見て、ルシウスは身をひるがえしてコートを脱ぎながら気取った顔で言う。

スネイプ教授、ホグワーツ理事として、また生徒の父兄としてスリザリン寮監を訪ねてきたのだが、なぜ赤くなって固まっているのだ?」

完全におもちゃにしている。

「これはこれは、マルフォイ理事。ホグワーツへようこそ。今日は何のご用件ですかな?」

2人で顔を見合わせて同時に噴き出した。こういうところは、相性がいいとしか言いようがないと思う。

ルシウスはスリザリンのクィディッチチーム全員に、最新鋭の箒、ニンバス2001をプレゼントしに来たのだと言う。キャプテンのフリントを呼ぶと、今年はスリザリンに勝ってほしいから全員に箒をプレゼントしようと思う、去年グリフィンドールでは1年生がシーカーを務めたそうだな、今年はうちのドラコも2年生だ、などと言い、ものの3分で、今年はドラコがシーカーとしてチームに入ることが決まった。

私はドラコが練習できるよう、スリザリンチームにクィディッチ練習場使用の特別許可を与え、フリントを退室させた。ルシウスは、夏休みの間、ポッターが1年生なのに試合に出たと悪口を言うドラコをたしなめていたが、やはり親ばかなのだと微笑ましい。

「セヴィ、今度の試合は私も来るから、一緒に観戦するのだぞ。」

軽くキスして上機嫌でルシウスは帰って行った。ルシウスと並んで観戦する姿を思い描いてみる。マルフォイ邸での秘密の関係がすっかりなじんでしまっていたが、公けの場でルシウスにエスコートされることを考えると、口元がゆるんでしまい、そんな自分に呆れてしまった。
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テーマ : 二次創作:小説 - ジャンル : 小説・文学

tag : ダンブルドア フィルチ ハリー ハリーポッター セブルス スネイプ ルシウス

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(これは『ハリーポッター』シリーズの本と映画鑑賞後の、妄想です)闇の魔術に対する防衛術の教授として、行方不明ということになったクィレルの後任に、グリデロイ・ロックハート...
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