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セブルス・スネイプの同窓会(7)

(これは『ハリーポッター』シリーズの本と映画鑑賞後の、妄想です。時期は第3巻「アズガバンの囚人」)


ハローウィンの夜、シリウス・ブラックがホグワーツに侵入した。ポッターのいるグリフィンドール寮の入口にある「太ったレディ」の肖像画が切り裂かれていた。

ダンブルドアはグリフィンドール生たちを大ホールに戻して、職員や監督生の監督のもと、そこで休ませた。私たちは校内をくまなく調べたが、ブラックの姿も痕跡も、発見できなかった。

入口はディメンターが配備され、校内では私を含む教職員が見張りをしている中、侵入するには内部からの手引きがあったはずだ。私は名前を出さぬよう配慮しつつ、ダンブルドアにルーピンが手引した可能性を再度訴えたが、ありえないと却下された。

ちょうど満月の時期を迎え、ルーピンが私の部屋にやって来た。ルーピンは、自分は侵入の手引きなどしていないし、ハリーに危害を加えるようなものは許さないと言ったが、ブラックのこととなればかばうに決まっている。満月時には先月と同様、私の寝室で変身して大人しくしていたが、ポッターの命の危険を考え、ルーピンはホグワーツから追い出すほうがよい。ルーピンを追い出すには正体をバラせばよいわけだが、ダンブルドアとの約束があるから私が言うわけにはいかない。だがもし生徒たちが気付けば、、、。

変身で体調の悪いルーピンの代わりに闇の魔術に対する防衛術の授業を代行し、人狼についての授業を行った。人狼に関する知識を得れば、ルーピンが人狼であることに気づく生徒もいるかもしれない。現に、満月のたびに体調を崩し、休んでいるのだから。グレンジャーあたりは気づくのではないか?知ったかぶりの出しゃばりではあるが、頭もよいし勉強もよくしている。

グレンジャーが気付けば、追い出せぬまでも、ポッターがルーピンを信頼して罠にはまらぬよう警戒させることはできるかもしれない。ルーピンのだらしなさを指摘し、わかりやすく人狼の見分け方を説明し、レポートの宿題を出して授業を終えた。

***********************

体調が戻り授業に復帰すると、なんとセブルスは代行授業で人狼を扱ったという。人狼の項目はまだずっと先の予定だった。セブルスは私を追い出したいのかもしれないが、私はこの教授職を失いたくないし、ここにいてハリーも見守りたい。生徒たちには、もちろん、レポートなど書かなくてよいと言っておいた。

セブルスは脱狼薬をつくったり口外せぬ約束を守ったり、よいところはあるのだけれど、思い込みが激しくて人の話をきいてくれないのが難点だ。それもシリウスが絡むと、ますます頑固になってしまう。私だってハリーを守りたい気持ちは同じなのに、なぜともに守ろうということにならないのだろう。

しかし実際、シリウスに関しては、私にも秘密があった。どうやってシリウスが守りの厳重なホグワーツに侵入できたか。私には心当たりがあった。未登録のアニメガス(動物もどき)。犬に姿を変えて入ったのだろうと、すぐ推測はついた。けれど、それを明かせば、学生時代、私の変身時に彼らがアニメガスとなって、いっしょに叫びの屋敷を抜け出していたことがバレてしまう。私を信頼してくれるダンブルドアにも言えないことだ。

とにかく、誰より早くシリウスをつかまえて、そして、、、。なぜあんなことができたのか、なぜ双子のように仲のよかったジェームスを裏切ったのか、本人の口からきかなければ納得できない。彼の行為によりすべてを失った私には、きく権利があると思う。それに、今になって思うと、ほんとうにシリウスがやったのか、あらゆる事実がそれを示しているにしても、心のどこかに疑問に思う気持ちがある。

授業のあとにハリーに声をかけた。私は観戦できなかったのだけれど、クィディッチの試合にディメンターが現れてハリーが落下してしまったときいたから。

ハリーは、もう大丈夫だと答えながらも、なぜ自分ばかりディメンターに反応してしまうのかと気に病んでいた。ディメンターが現れた時、母が「ハリーを助けて!」と言いながら緑の閃光に貫かれたのを見たという。かわいそうに、幼い時に誰より辛く恐ろしい体験をしてしまったハリー。年度初めにホグワーツに向かう特急で、いあわせてディメンターからハリーを守ってあげたので、ディメンターを打ち破るパトロナスの出し方を教えてほしいと頼まれた。しばらく忙しいし、体調の悪い時期も重なるから、クリスマス明けに教えてあげると約束した。

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(これは『ハリーポッター』シリーズの本と映画鑑賞後の、妄想です。時期は第3巻「アズガバンの囚人」)ハローウィンの夜、シリウス・ブラックがホグワーツに侵入した。ポッターの
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