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セブルスとルシウス3

スリザリン寮はどんな生徒が集まっているかというと・・・
組分け帽子の歌によれば、

「スリザリンでは真の友が得られるかも。彼らは狡猾で目的のために手段を選ばない」

狡猾な人たちの寮ってなんですか?11歳の子供集めて狡猾とラベル貼る学校っていうのはいかがなもんかと思いますが。

また、伝統的にマグルに対する差別意識が強い。寮の創始者サラザール・スリザリンは、この点で他の3人のホグワーツ創始者と袂を分けてホグワーツを去ったという曰くつき。

ちなみにハリーたちのグリフィンドールは「真の勇気を持つ」。

「真の勇気を持つ」者がセブ1人の時をねらっていじめするのか(⇒ジェームズ、シリウス)、ダンブルドアこそ目的のために手段を選ばなかったんじゃないか、とか、この組分け帽子には異論大アリですが、ともかく生徒たちはこの組分けによって生活を共にするわけです。

ルシウスはスリザリンを体現しています。名門マルフォイ家出身として家系の誇り高く、マグルに対する差別意識が強い。そして目的のために手段を選ばない野心家。

セブ入学当時のルシウスの目的は、スリザリン監督生として、より強く優位なスリザリンを目指していたんじゃないでしょうか?だから、入学式では、みすぼらしくてハーフ・ブラッドというやや微妙な新入生セブルスも温かく迎え、我がスリザリンに貢献してほしい、といったところだったんでしょうかね。

しかしセブルスは、上級生にも負けぬほど闇の魔術に長け、勉強好きで成績のよい1年生でした。きっと魔法薬とかでスリザリンの得点も稼いだはずです。ということで、みすぼらしかろうが、髪がべったりしていようが、ルシウスにとっては目をかける価値のある後輩だったと思われます。そしてルシウスが目をかけるセブルスに対して、僚友たちも一目置いたはずです。

セブルスにしてみれば、ルシウスに温かく迎えられ、目をかけられたことは嬉しかったでしょう。後にハリーが、「ヴァルデモート、スネイプ、そして自分にとってホグワーツは初めて見つけた家(HOME)だった」と言っていますが(このハリーの感性は素晴らしいです、一時嫌いになっていたハリーがまた好きになったほど)、両親にネグレクトされて寂しく育った少年セブは、ホグワーツという家で、初めて自分を認め、守ってくれる人に出会ったわけです。

(念のためですが、すべてミーシャの妄想です^^; 以下、ややBL的妄想も含まれますので嫌いな人はご注意を)

このときルシウス15歳、セブ11歳。純血名門家出身、豊かで、闇の魔術にも長け、何より力を持つ、美青年ルシウスに少年セブが憧れを抱いたことは容易に推測できます。貴公子ルシウスにまとわりついていくほどの社交性をセブは持っていなかったと思いますが、それだけに、たまに声をかけられたり、褒められて肩をたたかれたりしたら、とても誇らしく思ったに違いありません。

その年の終わり、見事、スリザリンがハウスカップを獲得。お祝い気分のまま楽しく自宅に戻る準備をする僚友たちのなか、惨めな自宅を思い浮かぬ顔のセブルスにルシウスが声をかけます。

「セヴィ、今年はよく頑張ったね。君は一番優秀な1年生だった。」

思い描いていた薄暗い家と、対照的なまばゆいルシウスの姿。思わず瞬くセブルスを、そっと抱き寄せ軽く額に口づける。ルシウスにとっては、ほんの気まぐれ。

でもセブルスにとって、温かく自分を包む大きな体、静かな呼吸に合わせて動く人の胸、額に触れる柔らかい唇の感触・・・、すべて記憶にない、心震える喜びでした。

固まってぎこちないセブルスの反応に、あきれたような笑みを浮かべてルシウスは言います。
「セヴィ、楽しい夏休みを。」
「マ、マルフォイ先輩も。」
かろうじて答え、プラチナブロンドをなびかせて立ち去るルシウスの後ろ姿をいつまでも目で追う少年セブでした。

*****
セブルスもね、きっとお母さんに抱っこされたことはあると思います。ローリングさんがインタビューで、「スネイプは愛されたことがあるだけ罪深い」と言ったことがあったと思いますが、これは母親のことだと思います。同じように魔法使いの母とマグルの父のハーフとして生まれ、ホグワーツに来るまで家のなかったヴァル、セブですが、夫に去られ子を捨てて自死したヴァルの母と違い、セブは母親に育てられたはずです。抱っこして、おっぱいあげて、何度もキスしてあげたと思います。セブが物心つく頃には、貧困と夫との不仲で、母アイリーンはセブに構う余裕がなくなってしまったのですね。だから、記憶にはなくても、抱っこの向こうに愛を感じることができる少年だったと思います。
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テーマ : 感想 - ジャンル : 本・雑誌

tag : ルシウス セブルス スネイプ ハリーポッター

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