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セブルス・スネイプと謎のプリンス(2)

(これは『ハリーポッター』シリーズの本と映画鑑賞後の、妄想です)


いつの間にか酒に酔って眠ってしまったらしい。気がつくとセブルスが、ソファで倒れるように眠っていた。

セブルス?」

声をかけても起きない。たしか私に食事を運んできてくれたのだけれど、飲むうちにセブルスも眠ってしまったようだ。いつもピリピリと神経を研ぎ澄ましてるセブルスが不用心に眠りこけている姿は、どこか滑稽で、だけど胸を突くものがあった。君も疲れているんだねと心の中で一人ごちて、肩を抱えてベッドに横たえた。

首元まで、きっちり締めたボタンが苦しそうに見えた。上からいくつかはずしていったが、小さなボタンははずしにくい。私はあまり器用ではないから。ボタンをよく見ようと、体を近づけた時。

するするとセブルスの腕が延びて私の背に回り、あっという間に抱き寄せられた。セブルス?正気でないのはたしかだった。だけど、ごく間近に見るセブルスの顔は、切なそうで、嬉しそうに和らいでいて、、、

(このあと、性的描写が含まれます。)

思わず唇を寄せると、セブルスが舌を入れてきた。ますます正気の沙汰ではない。

「い、、、いいの?」

自分でも間抜けだと思いながらつぶやいたけれど、セブルスの耳には届いていないようだった。もどかしげな吐息に急かされて、私はボタンをはずしていった。痩せた、白い体が露わになっていく。いつ正気に戻って跳ね飛ばされるかと気が気ではなかったけれど、抱きついて来たのはセブルスだ。そうだとも。私は親切にベッドに運んであげただけだ。怒鳴りつけられる筋合いはないぞ。

頭の中で葛藤している間に、セブルスは器用に私のボタンをはずしている。薬剤と酒と汗の混じったほろ苦い匂いが鼻をつく。肌と肌が触れ合うと、もう止めるものはなかった。私は夢中で唇を這わせ、初めて触れるその体をまさぐっていった。セブルスは息を荒くして、細い脚をからめてきた。

浮いた腰に導かれるように手をまわし、開口部に指を伸ばすと、そこは柔らかで、だけど指を滑り込ませると驚くほどきつく締めつけられた。指を出し入れしながらほぐしてゆく。セブルスがかすかなあえぎ声をあげて、私自身は耐え難いほどに張り詰めていた。

それでも、実は男とのこんなことには慣れていない私が躊躇っていると、セブルスはもどかしげに私の腰を引き寄せた。心の奥で、あとで怒るなよとセブルスに声をかけて、体の中に押し入った。おそるおそる、少しずつ。誓って言うが、腰を動かしてきたのはセブルスのほうだ。私は徐々にリードをとり、腰の動きに合わせて手のひらで彼自身に刺激を加えた。強く弱く、上下に擦り上げ、、、。

セブルスはうめき声をあげて身もだえていた。いつも冷やかな視線で辛辣な皮肉を飛ばすセブルスが、私の刺激に身をゆだね愉悦にうめくのを見ると、征服感と快楽が一気に突き上げてきた。一生忘れたくない、一生忘れられない姿。止まらぬ快楽に突き動かされ、もう限界だった。セブルスも。そして、、、

ルシウスルシウス!」

愉悦に顔を歪め、快楽に身を任せ、叫びながらセブルスが達した。私も同時に果てたけれど、その叫びに水を浴びせられた。

ルシウスルシウス・マルフォイ?セブルスは酔っぱらって、私のことをマルフォイと間違ったんだ!そもそも、日ごろ警戒心の塊のように用心深いセブルスが、酔い潰れるほど酒を飲んだのも、マルフォイが捕まってアズカバン送りになったからだったんだ。

ホグワーツ7年生のときにきいた噂、私がホグワーツ教授だったときにセブルスが言ったそういうことは愛する人と云々の言葉、抱き起すと巻きつくように回してきた腕、快楽に身を委ねたその姿。それらが一瞬にして頭を駆け抜けた。

すべてが府に堕ちるとともに湧きあがったのは、激しい嫉妬だった。果てて、私の腕枕に寝息をたてるセブルスの顔をじっと見た。日ごろの険しくて皮肉めいた小難しい顔に比べると、あどけないと言ってよいほどの無防備な寝顔だった。あくまで当人比でということだけれど。こんな安らかな顔も、あんなみだらな姿も、ずっとマルフォイに曝していたんだ。何年も何年も、ずっと昔から。私など、1、2度だけ見た微笑みに近いような表情を、後生大事に思い出としていたというのに。

だけど、心の隅で、ほんのわずか、誰にも心を開かず孤独に見えたセブルスに、幸せな居場所があったのを知り、じんわりと温かさが広がるような気持ちもした。それでもやっぱり、マルフォイなんて。学生の頃からずっとマルフォイ一筋なんて。許せない。

ふん、明日の朝が見ものだよ、セブルス。

私は腕枕した腕をヘッドロックのように回し、脚と脚を交互に絡め、セブルスの体をぐっと抱き寄せて眠りに落ちた。
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テーマ : 二次創作:小説 - ジャンル : 小説・文学

tag : ルーピン セブルス ルシウス

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